憧れないで欲しい

ちょっと極端な意見かもしれないけど、
仕事をする上で「憧れたら負け」だと思う。

もちろん、「憧れ」がものすごい強い力になることも知ってる。

「◯◯先輩に憧れていて、私もあんな風になりたい」
「社長になって自分の会社を持ってみたい」
「海外に住んでグローバルで活躍したい」

こういう憧れから始めることはいいことだ思うし、
最初はそれがないと、そもそも始まらない。

ただ
「憧れ」は色んなものを美化してしまう。
海外への憧れは特にその傾向が高い。

優秀な人が明らかに行き過ぎた海外事業戦略をたてて
失敗している例は山ほどある。

「憧れ」がやっかいなのは本人が気づいてないこと

憧れを中心にものごとを考えているので他人から見ると
「この人憧れだけで言ってるな」と気づいてしまうのだけど
それに気づいていない人ほど「憧れじゃないから」と自分で言ってしまっている。

みんなが「憧れ」るような魅力的なマーケットは「憧れ」だけで勝てるはずがない。


「自分が憧れていること」こそもう一度冷静になって

ゴールはどこなのか
手段が目的化してないか
本当に勝てる戦略になっているか


を見なおしてみる必要があると思う。

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