JAL再生
JALが経営破綻してから稲盛さんがジョインされて驚くべきスピードで再建させました。
その中でどのようなことが行われたかを詳しく解説してくれる本です。
組織の規模が大きくなればなるほど、当事者意識が薄くなりがちです。
JALは従業員数が3~4万人にもなります。
稲森さん中心の経営陣が何万人もの人たちにいかに当事者意識を持たせていくか
というのがこの本の見所だと思います。
いくつかメモした内容を抜粋
「この会社で働き、幸せになりたいという社員がいて初めて社会貢献ができる。
いくら高慢なことをやろうと言っても、皆が腹落ちしない限り、できないぞ」
目先のビジネスの損得で動くな。重要なのは人格だ。
人間関係をつくることこそ何よりも重要だ。
世界一の会社になろうとするなら、それに見合う哲学を社員全員が持たなければならない
あと細かい話になるので書ききれないですが部門別採算による意識改革は
かなり参考にしたい内容です。
経営者や経営管理に携わっている人にはかなりおすすめな本でした。
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