何が正しいかで判断する

前回のブログで「経験のない人が自分でやろうとするのは遠回り」という話を書きました。
今回も経験のない人が陥りがちな事に関して書こうと思います。

自分の部下を持ったことのある人であれば
必ず経験があると思いますが、
「色んなメンバーから違った意見が上がってくる」
ことがよくあります。

ある人が
「この問題の原因はAだ」
と、上がってきているのに
別の人は
「この問題の原因はBだ」
と言ったように同じ話をしているのに
別の意見になるといったようなことです。

ちょっと別のケースだと
ある人だけが意見を言っていて
他の人は何も言わないといったケースもあります。

こんな時、
「大勢の人が言っているからこっち」とか
「声の大きい人が言っているからこっち」などと
判断してしまうことがよくあります。

これは部下の話をよく聞いている人や
部下と仲がいい人が意外と陥りやすい気がします。

たくさんの人と話していると多数派が正しいと思いやすかったり
よく話す部下の意見を正しいと思い過ぎたりするのだと思います。

何か判断する時は自分たちの行きたい方向と
合っているのかをしっかり照らし合わせ
何が正しいのかという基準でものごとを
判断していかなければいけないと思います。

0コメント

  • 1000 / 1000