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変化に強い組織をつくる

毎月楽しみにしている社内報のSGE TIMESにある日高さんのスタンスを明確にするというリーダーについての話題の中で決めにくいことでも大事なことを曖昧にしてはいけません。決めた後で変更になるのは良いですが、決めないのはダメです。という話がありました。特にスタートアップにとって決断していくことはとても重要なことだと言えるでしょう。自分がリーダーの時はあまり意識することなかったですが決断を実行していく立場になり、どうすればスムーズにリーダーに決断をしていってもらえるかを考えること多くなってきました。さきほどのコラムをもとに考えてみると、リーダーが決断することが大事なのであれば、変化に強い組織を作るかが大事になってきます。今開発中のAbemaTVのような新しいモデルの場合は最初から正解にたどり着けるわけではありません。作っている間に環境も変わりますし、触ってみて初めて分かることもありますし、新しい情報もどんどん入ってくるので、変更は出てくるし、むしろ変わっていくべきと言えるでしょう。そういった変更が出てきた時に、「1週間前はこういってたじゃないですか」「一度決めたことを変更するのは嫌です」といったようなことが出てくる組織だと、リーダーの決断をいちいち鈍らせてしまいます。過去に決断したものでもその進んだ道が間違っていれば躊躇なく引き返すこれは優れたチームリーダーの共通点だと思います。締め切りが迫ってきたり、時間が足りなくなったりしてくると、変化への対応がついつい鈍くなりがちなので改めて意識していきたいと思っています。

執着心

1年の振り返りということで久々のブログです。今年の春にテレビ朝日との共同出資で「AbemaTV」を設立して以来、その他業務をすべて引き継ぎ、立ち上げに集中した1年でした。サイバーエージェントにもテレビ朝日にもこれ以上ないぐらい協力してもらい、来年春のリリースに向けて目処がたってきました。設立当初はモックもなくなかなか理解してもらえなかったり、新しいビジネスモデルゆえに手探りな部分も多く、特に立ち上げ期のメンバーには苦労をかけたと思います。また私自身取締役1年目で実力不足、経験不足な部分もある中で一緒に立ち上げてくれている皆様には本当に感謝しています。たくさんの方の協力があって、優秀なメンバーが揃ったと感じています。ただ、優秀なメンバーが揃えば成功に近づくと思いがちですが、それは危険な考え方です。優秀なメンバーは集まっても、バラバラの方向を向いていればあっという間に崩壊してしまいます。新しいビジネスモデルですし、急激にプロジェクトのメンバーも増えています。その状況の中「ある」のか「ない」か分からない市場で勝つためには成功を信じてどこまで執着していけるかにかかっています。その執着心こそが細部へのこだわりをうみ多くの困難を乗り越える覚悟をうみ結果的にプロダクトに雲泥の差をうみ出します。年末最後のミーティングが終わりましたが、不安な要素はなくなったわけではありません。最後まで不安は拭えないし、リリース後も多くの困難が出てくると思います。一つ一つに執着して不安を潰していきましょう。来年もより一層まずは自分が一番執着していきたいと思っています。最後になりましたが、社内外問わず一緒に立ち上げていただけるメンバー募集しています。社内向けにはキャリチャレ出しています。興味ある方は応募して下さい。

権限を持つことを目標にしてはいけない

アドマン氏から新卒向けブログのパスをいただき、こういう機会でもないとなかなか書かないので久々のエントリーです。僕が子会社社長出身であるとともにサイバーエージェントでは子会社社長出身で活躍している人が多いので「子会社社長を目指しています」とよく相談されます。誤解を恐れずに言えば、子会社社長を目指している事自体が子会社社長に向いていないと思うのです。子会社社長を目指している人が子会社社長になると抜擢されたことやソーシャルで有名になったことで自分の実力をすごいんじゃないかと勘違いしたり、責任を負ってない同期を見下したりする場合が多いように思います。もちろん子会社社長を目指していて活躍されている人もいます。そいういう人は子会社社長になってどういう貢献をすべきか、どういう成果を生みたいかを子会社社長になった後も明確に持っています。新卒向けブログということで話を一般的なものに戻すと目標設定を「権限をもつこと」に寄せてしまうとそれを達成した瞬間に満足してしまいやすくなります。今日からビジネスコースの新卒が配属されたみたいで、それぞれ各部署で目標設定をしていることでないかと思います。新卒自身も新卒のマネージャーの方も「権限をもつことが目標になっていないか」をチェックしてほしいと思います。

初速だけ良い人にならない

今年の10月は社内の組織変更が多かったので環境が変わって新しいスタートを切った人も多いと思います。昇格したり、上司やミッションが変わったりエンタメ事業本部も良い形でスタートをきっている人も増えてきました。もちろん初速が良いのは素晴らしいことなのですが、スタートであまりにも頑張りすぎている人をみると少し不安になります。「その働き方ややる気ではそんなに長く持たないでしょ」と言いたくなるのですが、上司もやる気を出している人にそういう事は言いづらいものなので放置されがちな問題のように感じています。ビジネスにおいて本当に集中しなければいけないところは必ずしも最初にあるとは限りません。「ここぞ」という時に力を発揮出来なければ初速が良くても本末転倒になりかねません。やる気が一時的で持続しないような人には大きな仕事は任せにくいものです。逆に外部環境に左右されずに淡々と仕事してくれる人には大きな仕事を任せても安心だなと思いやすいです。仕事の内容によりますが、新しいことを始めたらやはり大きな成果をだすのに3年以上はかかるものでしょう。環境が変化したときは初速が良いことは大事ですが「その働き方で3年間続くか」ということを意識していると良いと思います。

アイデアに価値はない

先週の3連休は就活生向けの新規事業立案インターンでした。優秀な就活生もたくさん参加してくれて、また休日にもかかわらず人事、メンター社員の協力もあり、良いインターンになったと思います。ありがとうございます。さて、今回のインターンですが最終の審査において一番アイデアが良いチームをあえて優勝にしませんでした。就活生にとっては納得のいかないものになったかもしれないのでここで説明しておきたいなと思います。実際に新規事業が成功した事例を振り返るとアイデアが良いように思えるのでそれが大事なものに思えます。しかしながら実際は、アイデアが良くても消えていく事業最初はアイデアがダメでも成功していく事業もたくさんあるのです。むしろその方が多いといっても過言ではありません。では、何が成功と失敗を分けるのかこれにはたくさんの要因があると思いますが最も大事なことは厳しい現実と向き合う事だと思います。今回のインターンのお題がエンタメ領域で新しいサービスを作るでしたので、ユーザがそのサービスを使うかについて徹底的に向き合わなければいけません。しかしながらほとんどのチームのプレゼンは市場調査や決裁者である私を説得するための資料などにほとんどの意識がいってしまっていました。一番大事な肝となる事は厳しい現実であることが多く解決が難しいですが逆にそれ以外の瑣末な問題は簡単に解決できるものがほとんどなのでそれを解決して仕事した気になってしまうのです。これは、実際のビジネスにおいてもよくあることです。新規事業を成功させるためには、①その事業を成功させるための一番大事なことを定義する。②厳しい現実と向き合う③厳しい現実と向き合う④厳しい現実と向き合う⑤厳しい現実と向き合う⑥厳しい現実と向き合う⑦厳しい現実と向き合う⑧厳しい現実と向き合う⑨厳しい現実と向き合う⑩周辺の瑣末な問題について解決するぐらいの感じだと思います。アイデアだけで勝てるようなビジネスは皆無であり厳しい現実と向き合った者だけに勝つチャンスが与えられるという話でした。全然話が変わりますが13新卒のよこまいがブログスキンを作ってくれて大幅にPCのブログデザインがかっこよくなりました。よこまいありがとースマホで見てる人ようにブログスキンの画像↓

新規事業で勝ちにいくためには

正式には12月の株主総会が終わってからですがサイバーエージェントの取締役をやらせていただくことになりました。CP事業本部から領域を広げてエンターテインメント事業本部を統括します。と言ってもメンバーはまだ数十人規模でほとんどがゼロから立ち上げる新規事業になります。ずっとゲーム事業をやってきた人間なのでこの分野の経験があるわけではないですがエンタメ領域で必ずナンバーワンをとってやります。話は少し変わりますが、先週末、関西の内定者の懇親会で内定者の一人が「新規事業を立ち上げるコツは何ですか?」という質問をしてくれました。その時は「そんなもんあったら教えてほしいわ」と冗談っぽく答えたのですが、、、改めてどうすれば新規事業の成功確率をあげられるかを考えてみると当たり前でシンプルですが誰よりもその分野に情熱を持ち徹底的にどうすれば勝てるか考えぬき何が起きてもすべてが自分の責任だという覚悟を持つということだと思います。新規事業といえども当然先に進んでいる競合がいるわけで普通なことをやって普通にやっていれば負けが確定してしまうだけです。「新しく出ていく者が無謀をやらなくて一体何が変わるだろうか?」これは大手出版社が文庫市場を独占する中で見城さん率いる幻冬舎文庫が新しく乗り込んで言った時の広告コピーだそうですがまさにエンタメ事業本部この状況にあります。エンタメ事業本部の皆様、簡単ではない市場ですが圧倒的な努力でこの領域で思いっきり暴れてやりましょうよろしくお願いします。↓落合さんのブログもまさにという内容だったので合わせてぜひhttp://ameblo.jp/passionate-headquarters/entry-11938458748.html