能力よりも人格

約1年前から
「部門(アプリ)別採算にして責任者(プロデューサー)を明確にする」
といういわゆるカンパニー制をアプリボットでは導入してきました。

僕の狙いとしては

・経営マインドを持ったプロデューサーの育成
・アプリごとに柔軟な動きができる組織体
・メンバーが自分のアプリだと思ってくれる

でしたが、1年前と比べて狙い通りの結果にすることができたと思います。

特にプロデューサーの頑張りと成長は目を見張るものがありました。

「PLとはなんぞや」というレベルのプロデューサーもいて、
当初は先行き不安だったのですが、そこは経営管理のY田さんが中心となり
底上げしてくれAPBJJ会議(Y田さんのブログ)もうまくワークするようになりました。

この仕組がワークするようになったのは
プロデューサーの人格と視点の高さ
だと考えています。

部門別採算の良い点は上で話したとおりなのですが
プロデューサーの視点が低い場合
自分のアプリの採算にこだわりすぎて

・人材の奪い合いによる無駄な争い
・アプリ間のノウハウ横展開希薄化
・他アプリの問題点に気づいても指摘しない

などが起きやすいのですが、
弊社プロデューサーはうまく乗り越えてくれたと思います。

立場的に人の上に立つ人は
能力があるが人格的に問題のある人より
能力はまだ未熟だが人格がある人を
選ぶべきであると考えています。

例えば

・自分の評価ばかり気にしていたり
・他人を蹴落とすような発言をしたり
・周りからの信頼感がない

このような人には上に立つ立場を与えられません。

カンパニー制は稲盛さんのアメーバ経営を大いに参考にしたので
興味ある方はぜひ↓

アメーバ経営 (日経ビジネス人文庫)/日本経済新聞出版社

¥680
Amazon.co.jp

0コメント

  • 1000 / 1000